Raspbianの起動
・Raspbianの初期設定
前回の記事で、Raspberry Pi上でRaspbianを起動するところまで行いました。今回からは、実際に初期設定からGUI画面を起動するところまで進めてみます。
電源投入後、画面にズラズラっと文字列が並んでいきます。一番最初の起動時には
下記のRaspberry PIの設定画面(raspi-config)が表示されます。
それぞれのオプションは、以下の様な内容です。
- SDカード容量いっぱいまでファイルシステムを拡張します。
(設定後、設定画面から抜けるとリブートします。)
- ログイン時のユーザ(pi)パスワードを変更します。
- Raspberry Piの起動設定です。選択すると下記の画面が表示され、一つ選択できます。
- CUI起動(デフォルト)
- GUI起動(LXDE)
- Scratch起動http://ja.wikipedia.org/wiki/Scratch_(プログラミング言語)
- 言語設定。ロケール、タイムゾーン、キーボードの設定ができます。
- 別売のカメラモジュール設定
- 今使用しているRaspberry PiをRastrack(http://rastrack.co.uk/)に追加します。
- オーバークロック設定
- オーバースキャン、ホストネーム、GPUのメモリ設定、SSHサーバ、SPI、raspi-configのアップデート等が設定できます。
- 環境設定画面(raspi-config)についての説明
1,のExpand Filesystemは実行したほうが良いでしょう。
この環境設定を再度行いたい場合は、コンソールでraspi-configを入力すれば表示できます
pi@rapberrypi
/ $
sudo raspi-config
次回はCUIでのログイン、GUIの起動、C言語のコンパイルを行います。